歌手ボビー・キムの大トラ騒動の原因となった座席のアップグレードをめぐり、新たな事実が分かった。

 ボビー・キムがマイレージを利用して予約したビジネスクラスのチケットが別の人物に発券されていたという。当時、ボビー・キムが大韓航空23便のエコノミー席に座ることになったのは、仁川空港の大韓航空カウンター・スタッフが、ボビー・キムと別の乗客の英語名を間違え、誤った搭乗券を渡したためだった。ボビー・キムの英語名は「KIM ROBERT DO KYUN」だが、スタッフは同じ便の乗客名簿にあった「KIM ROBERT」という人物の搭乗券を渡してしまった。航空会社が発券したチケットが、名前が似ている別人に渡されたのにもかかわらず、出国ゲートやセキュリティー・チェックなどで誰もこれに気付かなかった。

 ボビー・キムは7日午後4時40分に仁川空港を出発し、米国サンフランシスコに向かう機内で酒に酔って暴れ、客室乗務員にセクハラ(性的嫌がらせ)をする騒動を巻き起こした。

ホーム TOP