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日本で入国拒否のイ・スンチョル、心境語る
日本で入国を拒否され物議をかもした歌手イ・スンチョル(RUI)が「日本は韓国に対する見方、姿勢を変えるべき」と語った。
ソウル市鍾路区で24日会ったイ・スンチョルは「不利益を被ったが、(韓国)国民たちが独島についてあらためて認識するようになったこと、うれしく思う」とコメント。イ・スンチョルは今月初め、知人の招待を受け、妻と日本に向かったが、空港で4時間ほど抑留され、結局入国を拒否された。
イ・スンチョルは「入国を認めないと言われた瞬間、独島に関し、韓国の芸能人(の行動)を見ているんだなと確信した。日本はこのように無礼で、私たちを無視するんだなと思った」と話し、遺憾の意を表した。
日本によるイ・スンチョル入国拒否を受け、韓国国民たちは公憤を覚えた。この騒動は韓日両国間の外交問題へと発展し、独島入島支援センターの再推進を話し合うなど、独島に対する関心をあらためて呼び起こした。
イ・スンチョルは「歌手として、新たな道があることを感じた。今後、さまざまな関連プロジェクトを進める計画だ」と耳打ちした。
そのうちの一つが公演だ。イ・スンチョルは10月の全州公演を皮切りに、来年上半期まで全国ツアーを行う。来年にはデビュー30周年を迎え、米国や中国などの大都市をめぐるワールドツアーを実施する。東京、大阪公演のため日本でも興行ビザを申請する予定だという。また、来年1月8日、9日の両日KBSで放送される、脱北青年合唱団とともに独島で公演を行う過程を描いたドキュメンタリーも準備しているとのことだ。