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K-POP祭典の前夜を彩る「昌原フェスティバル」
2007年に第1回が開催され、今年で8回目を迎える慶尚南道昌原市の代表的な祭典「2014年昌原フェスティバル」が今月18日、義昌区スポーツパーク内の出会いの広場で行われた。
今回のフェスティバルはこれまでのようなパレード形式ではなく、新たに文化公演フェスティバルとして生まれ変わり、「K-POPワールド・フェスティバル昌原」の前夜祭という形で開催された。このフェスティバルは、伝統芸術や音を通じて昌原市民と観光客に昌原を知ってもらうきっかけとなった。
韓国を代表する人気アーティスト、ミュージシャン、地域の芸術家らが参加した今回のフェスティバルは、単純な伝統公演という枠を外れた新しい形のステージが目を引いた。水墨画と大太鼓を融合させた公演や、人気歌手と国楽家(韓国伝統音楽の演奏者)の競演など、伝統と現代を調和させた見事なステージで構成され、観客に感動を与えた。
メーンイベントとして開催される「K-POPワールド・フェスティバル昌原」は、世界15カ国・地域の代表が参加する中、19日に昌原総合運動場で開催された。
今年で4回目を迎えるこのイベントは、K-POPを愛する世界中の若者たちが一堂に会し、友情を深め、夢に見ていたK-POPスターや韓流アイドルと一緒にステージに立つというものだ。
今年は昨年以上に世界のK-POPファンの注目を集め、61カ国・地域の在外公館70カ所で行われた地域予選には実に12万人が参加した。その結果、米国、チリ、メキシコ、モンゴル、ロシア、アイルランド、フィンランド、チェコ、ポルトガル、オーストリア、イスラエル、ラオス、英国、日本、ギリシャの15カ国から計15組の代表が韓国での決勝戦に出場した。
この日のステージにはEXO-K、Block B、B.A.P、IU(アイユー)、SISTER、Apinkなど韓国を代表するK-POPスターも出演。世界のファンたちと一体となってK-POPの真髄を楽しみ、昌原の秋の夜に熱い歌声を響かせた。