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新聞全面広告出したキム・スヒョンの海外ファン
「スヒョンさん(ハートマーク)百想芸術大賞受賞を心から応援しています。そしてあなたを永遠に愛してます!!-Cecilia」
26日、本紙A13面に俳優キム・スヒョンの百想芸術大賞受賞を願う全面カラー広告が掲載された。この広告はキム・スヒョンの海外ファンが個人的に掲載を依頼したものだ。
これまでにもファンがスターのために新聞紙面に広告を載せるケースはあったが、広告主名を明らかにせずに個人で出したのは今回が初めてだ。新聞のカラー全面広告の場合、その価格は数千万ウォン(1000万ウォン=約100万円)ということが多く、個人が載せるには経済的負担が大きいからだ。
韓国のファンの間でも最近、スターの誕生日や記念日を祝ったり、アルバム発売、ドラマ出演などをPRするため広告を出すことが増えた。少女時代ユナの中国語圏ファンが昨年12月、ユナが出演するドラマのスケジュールに合わせて地下鉄・明洞駅のホームドアに広告を出したほか、CNBLUEのファンは2月の新譜リリースに合わせてバス外装に広告を出している。 3年前からファンクラブの広告を扱ってきたGURIDAパートナーズのイ・ユンソン係長は「ファンクラブの広告依頼は徐々に増えており、今では月平均5件ほど扱っている」と説明した。
東方神起のファンクラブ会員(29)は「手紙を書いたり、プレゼントをしたりしてもスターしか見られないし、ひょっとしたら見ることもできないかもしれない。でも、同じお金で広告を出せばスターも私たちのメッセージを見ることができるし、PR効果も高まる」と語った。
韓国のファンクラブの広告は、新聞紙面や放送よりも地下鉄・バス・高層ビルの屋外看板が多い。価格が安い上、流動人口の多い地域に設置すれば多くの人々にPRできるからだ。広告場所として人気があるのはソウル市内の明洞・江南・弘大・汝矣島だ。明洞は中国人観光客も韓国人買い物客も多いため中国語圏のファンに人気が高い。汝矣島はテレビ局関係者が多いため好きな芸能人のPR効果が高く、弘大や江南は芸能プロダクションが多数集まっているため「ファンのスターに対する忠誠心」をアピールするのにいいとされている。