ドラマ
少女時代のスヨン 地上波ドラマ初主演に自信
【ソウル聯合ニュース】「私にとっては、この作品で演技をしている今が、タイトルそのままで、『春の日』のようです」――。
ドラマ「恋愛操作団:シラノ」で恋愛下手な人を助けて恋を成就させるロマンチストを演じた人気ガールズグループ少女時代のスヨンが、韓国MBCの新ドラマ「私の人生の春の日」(原題)で、愛を前に罪悪感に苦しむ栄養士役に挑戦する。
ソウル市内のMBC新社屋で4日、ドラマ制作発表会が行われた。スヨンは地上波ドラマでは初主演であるにもかかわらず、プレッシャーよりも楽しさいっぱいの表情を見せた。
「『私の人生の春の日』の台本を初めて見た時、とにかく出演したいと考えました。演出のプロデューサーに初めて会った時、(主人公の)イ・ボミ役を演じたいとお伝えしましたが、自分がこの役を任されるとは全く期待していませんでした」
スヨンが演じるイ・ボミは、父親が院長で、母親が理事長を務める病院の臨床栄養士。度が過ぎるほどに情熱的に働くイ・ボミの心の片隅には、根深い罪悪感がある。
ボミは5年前に拡張型心筋症を患い、余命を心配しながら暮らしていたが、心臓移植を受けて健康になった。そのため、提供者の分まで頑張って生きなければならないとの意識が常にある。
ボミは心臓を提供してくれた女性のことを知るために済州島を訪れ、提供者の夫と出会い、恋に落ちる。相手役は20歳年上のカム・ウソンが演じる。
「今回の作品で主役を演じることについて、負担がなかったと言えば、嘘になるでしょう。ですが、カム・ウソン先輩に初めて会ってからは、かなり負担が軽くなり、頼っています。劇をうまく引っ張っていかなければならないという負担よりも、現場で他の俳優と呼吸をうまく合わせることが重要だと思います」
相手役のカム・ウソンはスヨンの演技について、「ただうまいという程度じゃなく、本当に演技が上手で、驚いた」とコメントし、賞賛を惜しまなかった。
「私の人生の春の日」は、同世代の人気女優のシン・セギョンや、ガールズグループf(x)(エフエックス)のメンバー、クリスタルなどが出演するドラマと同時間帯に放送される。
スヨンは、他の作品に負けない自信があるとした上で、「私たちのドラマならではのカラーと、ストーリーを解き明かしていく方式が確かなので、そのような話と雰囲気が好きな方からは愛される自信があります」と強調した。
歌うことと演技をすることについて、スヨンはどのように考えているのだろうか。
「歌手は私がチームで活動しているので、友達と一緒に舞台で遊ぶという感じがあります。私を応援してくれるファンたちの前で私が最も自信があるところを見せ、観客と心を交わす楽しさが大きいと思います。演技は大変ですが、学ぶという感じが本当に良いです。まだ新入生のように、とにかく本当におもしろいです」