【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は4日、妻を暴行、脅迫し、衛星利用測位システム(GPS)追跡装置を使って居場所を調べた罪などで起訴された俳優のリュ・シウォン被告(41)に対し罰金刑を確定した。
 大法院は同日、リュ被告に罰金700万ウォン(72万円)を命じた控訴審判決を支持した。
 リュ被告は2011年5月、妻所有の乗用車にGPS追跡装置を取り付け、約8カ月にわたり妻の位置情報を収集したことや、GPS設置の事実に気付いた妻が抗議すると暴言を吐き、妻の顔を数回殴り、暴力団を呼ぶと脅した罪で起訴された。
 起訴事実をすべて有罪と認定した一審は「被害者に対する私生活の侵害が小さくない」としてリュ被告に罰金700万ウォンを言い渡し、控訴審もこれを支持した。
 2010年に結婚したリュ被告と妻は離婚訴訟中。

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