20億ウォン(約2億円)台の詐欺容疑をめぐり、コア・コンテンツ・メディアのキム・グァンス代表が調べを受けていることが分かった。

 ソウル中央地検金融租税調査1部は25日、キム・グァンジン元現代スイス貯蓄銀行会長が自身の息子の歌手デビューの名目で差し出した40億ウォン(約4億円)のうち、半分ほどをキム代表が私的な用途で使用したという内容の陳情書を受理し、捜査を行っていると発表した。検察は現在、キム代表の口座を調べており、終わり次第キム代表を呼び、調べる計画だという。

 これに先立ち、キム元会長は昨年11月、不正融資により懲役4年を言い渡され、現在収監中。キム元会長は不正融資をして一定額を返してもらうやり方で108億ウォン(約10億8000万円)を横領、このうち40億ウォンを息子の歌手活動費として使用したという。キム元会長の息子で歌手のキム・ジョンウクは2008年に1stアルバム「For A Long Time」を発表した。

 なお、コア・コンテンツ・メディアにはT-ara、Davichiなどが所属している。

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