キム・ギドク監督の映画『1対1』の公開日が5月22日に決まり、1次ポスターが披露された。この映画は、『嘆きのピエタ』『メビウス』に続きキム・ギドク監督が手掛ける新作ということで、目を引く。

 『1対1』は、ある女子高生が殺害されたことから繰り広げられるエピソードを描く作品で、暴力と権力の矛盾に対するメッセージを投げ掛ける。キム・ギドク監督が自ら作意を語っており、目を引く。

 キム・ギドク監督は「映画『1対1』は私が暮らしているこの場所、大韓民国に対する映画だ。私も卑怯だということをまず告白し、このシナリオを書いた。私はこの地で暮らしながら、毎日衝撃を受ける。不正腐敗は成功すれば能力になる。私は社会を憎んだり、ねたんだり、許したり、離れたりもした」と話した。

 さらに「誰かがこの映画を理解してくれると思いつくった。それが無理でも仕方ない。それがまさに今で、われわれだから」と制作意図について語った。

 『1対1』にはマ・ドンソクをはじめ、キム・ヨミン、イ・イギョン、アン・ジヘ、チョ・ジェリョン、キム・ジュンギらが出演する。

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