【ソウル聯合ニュース】「アルバムのジャケットやミュージックビデオ、衣装、振り付けまでメンバーが参加して作り上げました。話がまとまらないほど多くのアイデアが出ました」(ヒョナ)―。

 このほど5枚目のミニアルバムをリリースした韓国の人気ガールズグループ4Minute(フォーミニッツ)が、ソウル市内でインタビューに応じ新譜について語った。

 通常、アイドルグループがアルバムをリリースする際は所属事務所がコンセプトやジャケット、衣装を決めるケースがほとんどだ。そのため、覚えたてのプレスリリースを読むようにインタビューに答えるアイドルが多いが、4Minuteは自らの言葉でアルバムを紹介したくてしょうがない。

 同アルバムのタイトル曲「きょう何する」(原題)は、今月17日の発売と同時に韓国内の九つの音楽チャートでトップを席巻した。

 ソヒョンは「前作の反応が良かったので今回はその上を目指したかった」という。

 4Minuteの曲は日常をテーマにしたタイトルと感覚的な歌詞が特徴。「名前は何ですか?(日本名:What’s Your Name?)」(原題)など日常生活で使われる言葉を曲のタイトルにつけるため、タイトルが流行語のように耳に残る。同曲は子どもたちも口ずさむほど広まり、音楽配信サービスを通じた売り上げが所属事務所キューブエンターテインメントの歌手の中で最高を記録した。

 作曲家から「きょう何する」の歌詞を受け取るとすぐにメンバーの中で役割を決め動き出した。

 ファッショニスタのガユンが衣装を、ダンスが得意なヒョナが振り付け、作曲の才能があるジユンが音楽とミュージックビデオ、一番年下のソヒョンがジャケットのデザインを担当した。

 ガユンは今はやりの「メタリック」をコンセプトに、きらきらする衣装がポイントだと説明した。その衣装をヒントに生まれたのが、夜のパーティーをイメージしたメリーゴーランド前でのジャケット写真だ。

 また、1年を通してアルバムを楽しんで聞いてほしいという思いから、ジャケットをカレンダーとしても使えるようにした。

 メンバーたちは今後、バラエティーにも出演してみたいと口をそろえた。音楽番組でランキング1位になったらフリーハグや握手会を開催したいという。普段は堂々とした強い女の子のイメージだが、「親しみを感じてほしい」と話した。 

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