大河ドラマ『大祚榮 テジョヨン』(KBS第1)に出演し活躍した俳優ウ・ボンシクさんが自殺した。享年42歳。

 ソウル水西警察署によると、ウ・ボンシクさんは9日午後8時ごろ、自宅で首をつって死んでいるのを発見されたという。

 第一発見者は、ウ・ボンシクさんの友人から「連絡がつかない。ドアを開けてほしい」と依頼された家主の娘で、調べの結果、ウ・ボンシクさんは前日死亡していたことが分かった。

 ウ・ボンシクさんは1983年にドラマ『3840遊撃隊』(MBC)でデビュー。1990年に安養芸術高校を卒業後、俳優として本格的に活動をスタートした。映画『6月の日記』『サイレン』『プラスチック・ツリー』『愛してるから、大丈夫』にも出演している。

 しかし、ウ・ボンシクさんは俳優としてブレークすることなく、日雇い労働などをしながら生活し、ひどいうつ病を患っていたという。また、最近精神科で治療を受けており、知人らに「死にたい」とよく口にしていたとのことだ。

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