【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループJYJと、JYJの日本でのマネジメントを担当していたエイベックスとの法的紛争が4年ぶりに終結した。JYJの所属事務所のC-JeSエンターテインメントが16日、ホームページで明らかにした。

 同事務所は「C-JeSエンターテインメント(JYJ)とエイベックスは、両者間でこれまで発生していた全ての法的な紛争を終えることに合意いたしました。C-JeSエンターテインメント(JYJ)とエイベックスは今後、両者の活動に、それぞれ一切干渉を行いません」と発表した。

 JYJは2009年10月、前所属事務所のSMエンタテインメントを相手取り起こした専属契約効力停止仮処分が受け入れられてから、新たな事務所、C-JeSエンターテインメントを通じてエイベックスと日本活動のマネジメント契約を結んだ。しかし、活動範囲をめぐり双方の意見が衝突し、エイベックスが2000年9月に一方的に専属契約解消を通知。JYJは日本で独自に活動を展開した。

 その後、エイベックスがJYJに対する日本国内での独占マネジメント権を主張したため、JYJ側は東京地裁に妨害行為禁止および損害賠償請求訴訟を起こした。昨年1月、東京地裁はエイベックスに対し、日本国内でのJYJの独占マネジメント権を主張する行為を禁じる判決を下すとともに、6億6000万円の賠償金をC-JeSエンターテインメントへ支払うよう命じた。エイベックスは控訴したが、東京高裁の積極的な仲裁で今回の合意に至った。

 C-JeSエンターテインメントの白昌洙(ペク・チャンジュ)代表は「今回の合意により日本での活動と関連する全ての紛争が終結した。JYJの日本活動が法的にも保障されることになり、今後、日本のファンと頻繁に会えることを望んでいる」と述べた。

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