【ソウル聯合ニュース】「もう一度映画に挑戦してみたいです。恋愛映画はぜひやってみたいジャンルですね。T-ARAのメンバーの中では最初に日本映画に出演することになりプレッシャーはありました」――。

 韓国の人気ガールズグループ、T-ARAのヒョミンは10日、日本映画「ジンクス!!!」の韓国公開を控え、ソウルで開かれた記者懇談会に出席し、日本映画に出演した感想を語った。

 韓国では2011年にコ・ソクジン監督のホラー映画「寄生霊」(原題)で映画デビューを果たしたが、外国映画に出演したのは初めて。

 熊澤尚人監督がメガホンを取った「ジンクス!!!」は切ない恋と国境を越えた友情を描いた作品。ヒョミンは亡くなった恋人を忘れるため韓国から日本に短期留学したジホを演じた。

 ジホは留学先の寮で友人もいないまま一人寂しく過ごす楓(清水くるみ)と出会う。ジホは楓が同じ大学の雄介(山﨑賢人)に恋心を抱いていることを知り、楓の恋愛コーチを買って出るが、ジホの積極的な恋の手ほどきに楓と雄介の恋は意外な方向に展開していく。

 ヒョミンは日本語での演技について「これまで日本でT-ARAとして活動を続けながら日本語を勉強した。別のレッスンを受けるよりは現場で学ぶべきだという心構えだった」と振り返った。

 日本語での演技よりも、恋愛観が異なるジホを理解し演じ切ることの方が難しかったそうだ。自身の恋愛スタイルについては、「ジホのように恋の駆け引きが上手だったり、それを楽しむタイプではない。好きなら好きだと正直に話す方だ」と語った。

 演技と歌手活動のどちらに愛着を持っているかとの質問には「どちらもうまくやりたい」との答えが返ってきた。ステージに立ったときはステージが最も居心地が良く、演技をするときは演技が一番好きだという。以前は多くの作品に出演したいと意気込んでいた時期もあったが、両方の活動を並行すれば次第に時間に追われ、結局は共演者らに迷惑を掛けることも起きるのではないかと思うようになった。チャンスがあれば再び演技に挑戦したいが今は大きな欲はないという。

 「ジンクス!!!」は13日に韓国で公開される。

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