ソン・ヘギョら芸能人35人は肖像権・人格権の一種である「パブリシティー権」をめぐる裁判で敗訴したが、これを不服として控訴する意向を表明した。

 これは、あるメディアが14日、法曹界関係者の話として「チャン・ドンゴン、ソン・ヘギョ、キム・ナムギル、少女時代ら芸能人35人はこのほど、ソウル市江南区の整形外科医院を相手取り起こした損害賠償請求訴訟の一審判決を不服として控訴状を提出した」と報じたもの。

 これについて裁判所関係者は「原告らは弁護人を通じてソウル中央地裁に控訴状を提出した。高裁の審理を経て、該当の件に関して判断する予定だ」と述べた。

 芸能人35人は先月20日、ソウル市江南区の整形外科医院を相手取り、1億7000万ウォン(約1700万円)相当の損害賠償請求訴訟を起こしていた。

 しかし、ソウル中央地裁民事合意第26部(チョン・イルヨン部長)は今月9日、原告敗訴の判決を下した。判決理由は、実定法の規定がなく、判例もないというものだった。整形外科医院が経済的な利益を得たと見なすのは難しいという点も考慮されたという。

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