【大阪聯合ニュース】韓国の人気グループBIGBANGが海外アーティストとしては初めてとなる日本6大ドームツアーを成功させた。  

 「BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013~2014」は昨年11月16、17日の西武ドーム(2公演・8万人)を皮切りに、京セラドーム大阪(3公演・15万人)、福岡ヤフーオクドーム(2公演・10万人)、ナゴヤドーム(2公演・8万1000人)、東京ドーム(3公演・16万5000人)、札幌ドーム(1公演・4万5000人)を経て、11~13日の京セラドーム大阪(3公演・15万人)公演まで合計77万1000人を動員した。 

 所属事務所のYGエンターテインメントによれば、日本で6大ドームツアーを行ったのは人気グループMr.ChildrenとEXILEに続き3組目であり、京セラドーム大阪で6回公演をしたのはEXILEに続き2組目だ。 

 6大ドームツアーのチケット価格は9500円で、チケットの売り上げだけで約73億円に達した。コンサート会場でのアルバムやTシャツなどの商品の販売まで合わせれば、総売り上げは1000億ウォン(約98億円)近くになるとみられる。    

 ◇5万人が立ち上がり声援 大規模物量投入

 13日午後3時に京セラドーム大阪で開かれたドームツアーの最終日には5万人の観客が訪れた。成人の日で祝日とは言え、午後3時に始まる公演に5万人を動員する人気の高さを見せた。

 BIGBANGは外国人バンドの演奏に合わせて「一日一日」「Blue」「Bad boy」「最後の挨拶」「嘘」などの代表曲を日本語と韓国語を混ぜて披露した。メンバーがそれぞれソロアルバムを発表しているため、ソロステージの個性もはっきりとしていた。日本のバラエティー番組で活躍するV.Iは流暢(りゅうちょう)な日本語を駆使して観客を笑わせた。   

 公演会場の規模にふさわしく、縦横90メートル、高さ23メートルの舞台の製作費は30億円が投入された。「Love Song」では、舞台全体が持ち上がり、2、3階の客席の前に進む「フライングステージ」が、アンコールではメンバーが乗って会場を回る「ムービングカー」が登場した。1回あたりの公演スタッフは250人、進行スタッフを合わせれば合計800人に上った。   

 BIGBANGメンバーはツアーを終えた後、「こんなに夢のようなステージはファンの皆さんがくれたもの」と感想を伝えた。     

 ◇6大ドームツアーの意味? 活動5年でスペシャルアーティストに

 BIGBANGは2009年にシングル「My heaven」で日本デビューした。
 昨年アリーナ(大規模競技場)ツアーと3大ドームツアーを合わせて45万人の観客を集めたのに続き、今年は6大ドームツアーで77万1000人を動員する新記録を作った。日本での活動5年で成し遂げた成果だ。 

 昨年東方神起が日本5大ドームツアーと日産スタジアム公演を合わせて観客85万人という記録を作った。東方神起が2005年に日本でデビューし、徹底した現地化戦略を行ったことを考えれば、BIGBANGがいかに短期間で成長したがわかる。    

 ◇人気の秘訣? 韓流ではなくグローバルアーティストと認識

 BIGBANGがこのような成功を収めたのは、K-POPや韓流に限定されることなく、早くから英米圏のポップスターと同じグローバルアーティストという認識を持たせたためとみられる。BIGBANGが正式に日本語のアルバムを発表する前の2008年に、英語のアルバムを相次いで発表したのもそのためだ。 

 ソロとグループで日本活動を行ったのも功を奏した。G-DRAGON、D-LITE、V.Iがそれぞれソロアルバムを出し、V.Iは日本のテレビ番組でMCとして活躍した。
とりわけBIGBANGのファン層は10~20代が大多数を占める。ファンの中にはBIGBANGの音楽だけでなく、ダンスやファッションなどに憧れる若者が多というのが関係者たちの説明だ。 

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