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デビュー2年目EXO、年間売上300億ウォン突破
デビュー2年目のEXOが、年間売上300億ウォン(約29億円)を突破するものとみられる。
昨年デビューしたEXOは今年に入り、「K-POPの旬のアイドル」に浮上し、人気が本格化。リパッケージ・アルバムを含む1stアルバムのヒットで、今年のアルバム売上枚数は100万枚を達成する見通しだ。
公認音楽配信・CDチャート「gaonチャート」によると、10月までに「狼と美女」がリード曲の1stアルバム「XOXO(Kiss&Hug)」は韓国語バージョンと中国語バージョンを合わせ、44万5872枚を売り上げた。「Growl」がリード曲のリパッケージ・アルバムの売上枚数は48万5514枚で、合計するとすでに93万枚を超えているため、あと7万枚が売れれば100万枚に到達する。まだ、11月の売上枚数が含まれていないが、EXOの人気を考えると、年末までに十分100万枚を突破するものとみられている。
EXOの1stアルバムの価格は1万7800ウォン、リパッケージ・アルバムの価格は2万1000ウォンだ。それぞれ50万枚をセールスすれば、1stアルバムとして派生する売上額は89億ウォン、リパッケージ・アルバムは105億ウォンとなり、売り上げの合計は200億ウォンに迫る。
さらに、今年の人気により、昨年リリースされた1stミニアルバム「MAMA」も、10月までに4万枚以上を売り上げた。12月9日にリリースされた最新のスペシャル・アルバム「Miracles in December」は、予約注文だけで40万枚を上回り、予約注文だけで売上額が60億ウォンを超えている。
またEXOは今年、化粧品、制服、アウトドアファッション、移動通信の4社と広告モデル契約も結んだ。広告代理店の関係者によると、EXOの1年間のモデル料は5億ウォン。ここに音楽サイトなどを通じて発売される音源、ポップアップ・ストアを通じて発売されるファンシーグッズ、衣類、帽子などの商品、テレビやイベント、公演などの活動による売上げまで考えると、そこから派生する売上額は300億ウォンを大きく上回るものと推算されている。
EXOの売上額は、BIGBANGら先輩グループに肉薄。売上額300億ウォンという額は、そこそこの芸能プロダクションの年間売上額を超える数字だ。
EXOのブレイクは、所属事務所SMエンタテインメント(以下、SM)の戦略を評価する声が高い。EXOは昨年4月のデビュー当時、EXO-KとEXO-Mの2組のユニットとして初披露され、韓国と中華圏で同時攻略を試みた。バツグンのルックスとボーカルなどの実力まで併せ持つメンバーで構成されたグループに、SMスタイルの音楽、トレンドに合わせたパフォーマンスまで加えたEXOはデビュー1年目、まずは海外で知名度を上げ始めた。フルアルバムをリリースし、韓国での活動に力を入れた今年は、先輩グループを脅かすほどに成長した。
大衆文化評論家カン・テギュ氏は「しばらくの間、トップクラスのアイドルグループを判断する売上額の基準は100億ウォンだったが、EXOがその基準を一気に高めた。今後アイドルグループの目標は上方修正されることになるだろう」と話した。
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