仁川国際空港とソウル都心を結ぶ空港鉄道の利用客10人に2人は外国人だということが分かった。

 空港鉄道によると、今年1月1日から7月31日にかけて空港鉄道の駅10カ所で発売した1回用乗車券(到着駅基準)270万枚余りを分析した結果、利用客全体のうち韓国人の比率は79.4%、外国人の比率は20.6%だった。

 外国人の言語別分布は英語圏が8.9%で最も多く、日本語(7.8%)、中国語圏(3.9%)の順で続いた。

 直通列車(ソウル駅-仁川空港駅)は英語圏の外国人の利用が多く、続いて日本人、中国人、東南アジア人などの順だった。

 直通列車を利用する外国人は、一般列車はサラリーマンなどで混み合い、大きな荷物を持って乗車するのは不便だが、直通列車なら各自座席に座り、長旅で疲れた体を休めることができるのがいいという意見が聞かれる。

 なお空港鉄道では、外国人の利用を増やそうと、ソウル駅と都心の主要ホテルを結ぶシャトルバスを、2カ所から5カ所に拡大した。

 ソウル駅1階にシャトルバス乗り場があり、空港鉄道の利用客はこれに乗って該当するホテルに移動することができる。

 ソウル駅を経由する無料シャトルバスを運行するホテルは明洞のスカイパーク・ホテル、サットン・ホテル、ミレニアム・ソウル・ヒルトン・ホテル、Tマーク・ホテル、センターマーク・ホテル。運行時間など詳細は該当ホテルのホームページを参照するとよい。

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