女優イ・ボヨンとの結婚を控えている俳優チソンとはどういう人物なのか。

 チソンは1977年2月27日、全羅南道麗水で生まれた。本名はクァク・テグン。妹が一人いる。

 チソンは塾の理事長を務めていた祖父、高校の校長だった父親、中学校の教師だった母親によって、厳しく育てられた。

 親の反対を受けながらも俳優になるという夢を捨て切れなかったチソンは1999年、ドラマ『カイスト』(SBS)のオーディションを受け合格、俳優としての道を歩み始めた。

 チソンは『行進』(SBS)、『ポップコーン』(SBS)、『やけに会いたくなるね』(SBS)、『おいしいプロポーズ』(MBC)などに出演し、2001年には『結婚の法則』(MBC)でMBC演技大賞新人男優賞を、翌年は『華麗なる時代』(SBS)でSBS演技大賞ニュースター賞を受賞、スターとしての階段を上ってきた。

 そして2003年には、大ヒットドラマ『オールイン 運命の愛』(SBS)でイ・ビョンホンと共演、人気を集めた。

 2005年6月7日に現役兵として入隊したチソンは2年間にわたり、国防部(省に相当)傘下の国防広報院芸能兵士として任務を全うし、2007年6月6日に除隊した。

 除隊後にチソンが出演したのは、医療ドラマ『ニューハート』(MBC)。

 このドラマは視聴率10%台後半でスタートしたが、その後30%を超えるほど人気を集め、MBC演技大賞ミニシリーズ部門黄金演技賞を受賞した。

 『ニューハート』のヒットで華麗なカムバックを遂げたチソンは、『オールイン』を手掛けた脚本家チェ・ワンギュ、ユ・チョルヨン監督と再びタッグを組み、制作費120億ウォン(約10億9000万円)の大作『太陽をのみ込め』(SBS)に出演した。

 このドラマは、しっかりしたストーリーと緊迫感あふれる展開で人気を集め、チソンの演技力をよりいっそう向上させた。

 その後、『鉄の王 キム・スロ』(SBS)では初めて単独主演を務め、『ロイヤルファミリー』(MBC)、『ボスを守れ』(SBS)、『大風水』(SBS)、映画『マイPSパートナー』に出演し、演技派俳優へと成長した。

 特に、チェ・ガンヒ、JYJのジェジュンらと共演した『ボスを守れ』で初めてコミカルな演技に挑戦したチソンは、その年のSBS演技大賞授賞式でベストカップル賞、10大スター賞、ドラマスペシャル部門最優秀男優賞を受賞するという快挙を成し遂げた。

 チソンはファン・ジョンウムと共演するドラマ『秘密』(9月25日スタート)にキャスティングされており、悪い男への変身を試みる。

 なお、チソンとイ・ボヨンは27日、ソウル市内のウォーカーヒル・ホテルで結婚式を挙げる。

◆チソン、グラビアギャラリー

ホーム TOP