キム・ジウン監督が準備していた日本のアニメ「人狼 JIN-ROH」の実写版制作が延期されることになった。

 映画関係者が20日語ったところによると、「人狼」実写版はさまざまな内部事情により、制作を当分延期することが決まったという。「人狼」は当初、シナリオとプリプロダクション作業を今年中に終え、来年クランクインする予定だった。

 沖浦啓之監督の「人狼」は、近未来の日本を背景に、強力な軍事力を持つ警察と反政府勢力の戦いを描いている。「攻殻機動隊」とともに、アニメファンの間で絶大な人気を誇る作品。

 「グッド・バッド・ウィアード」以降、米国ハリウッドに進出し、「ラストスタンド」の演出を手掛けたキム・ジウン監督が「人狼」実写版を撮るということで、映画ファンの関心を集めていた。キム・ジウン監督はハリウッドでもSF映画の演出オファーを受けており、次回作の幅が拡大している。

 「人狼」の制作が遅れることで、主人公に有力視されていたカン・ドンウォンの次回作に対する関心も高まっている。カン・ドンウォンはいくつかシナリオを受け取っており、近いうちに次回作が決定する見込みだ。

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