歌手の羅勲児(ナ・フナ)と妻チョン・スギョンさんの離婚訴訟で、羅勲児に軍配が上がった。

 大法院(最高裁に相当)は、チョンさんが羅勲児を相手取り、2011年8月に離婚・財産分与をめぐり起こした訴訟で、チョンさんの上告を退け、原告敗訴を確定した、と12日発表した。

 チョンさんは、夫婦生活破綻の原因は羅勲児側にあると主張。しかし羅勲児側は「虚偽の事実」として、婚姻関係を維持したいとの意向を示した。

 裁判所は1審、二審でチョン氏による離婚事由は妥当ではないとし、羅勲児の手を取った。

 これに先立ち、羅勲児は1973年にイ・スクヒさんと結婚するも2年後に離婚、76年には女優キム・ジミさんと再婚したが、6年で破局を迎えた。

 そして83年に今の妻と再婚、1男1女をもうけた。

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