ケーブルテレビチャンネルtvNの旅行番組『花よりじいさん』(7月5日スタート)がビデオ・オン・デマンド(VOD)でも人気を呼んでいる。これは平均年齢76歳、合計302歳というベテラン俳優やタレントの気ままな旅を追った番組だ。

 このドラマは5日と12日に放送された第1回と第2回放映から1週間にわたるVOD視聴を調査した結果、全番組で売り上げ1位を占めたことが分かった(IPTVやデジタルケーブル放送などの有料「テレビ番組再生」基準)。

 第1回・第2回の放送日から1週間のVOD売上高は、全プラットホーム売上高を合計した2億ウォン(約1800万円)をはるかに上回っている。これは短期実績で見ると、7月現在の売り上げ1位になっている地上波ドラマの1週間当たりの売上高よりも高額だ。

 チョ・デヒョンCJ E&Mコンテンツ事業戦略チーム長は「視聴率は地上波とケーブル局では同等でない指標だが、VOD視聴は全視聴世帯で同じ条件。ケーブルテレビ局のリアル・バラエティー番組『花よりじいさん』が地上波顔負けの人気を得たのは、その価値が視聴者に認められた結果だと思う」と語った。

 『花よりじいさん』のVODが人気なのは、新鮮な素材とフォーマットで笑いと感動を同時にお茶の間に届けているから。これが売り上げにも直結したと推測される。

 毎週金曜日夜8時50分から放送される『花よりじいさん』は、KBS第2の人気番組『1泊2日』を国民的バラエティー番組に育て上げたナ・ヨンソク・プロデューサーの制作会社CJ E&M復帰作だ。「信じて視聴するナ・ヨンソク印のバラエティー番組」の存在をあらためて印象づけ、お茶の間の共感を呼んでおり、ケーブルテレビ局としては異例の視聴率4%台をマークしている。

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