俳優ハ・ジョンウが映画監督として2作目の作品を手がけることが決まった。中国の人気作家・余華の小説『許三観売血記(許三観の売血の物語)』を映画化する。

 ハ・ジョンウが映画監督を務めるのは、デビュー作『ローラーコースター』に続き2作目。1作目では監督だけしたが、今回は俳優としても出演する。

 この小説は、家族のために血を売ってカネを稼ぐ男の物語を、風刺とユーモアあふれる視線描いた作品。1996年に出版されてすぐにベストセラーになり、ドイツ・イタリア・フランスをはじめとするヨーロッパや韓国、日本、米国などで世界各国で出版された。

 作者の余華は「複数の国から映画化のオファーがあったが、版権を所有している現在の制作会社との友情や信頼から、韓国で初めて映画化されるよう希望した。ハ・ジョンウさんの出演作は一つ残らず見ているので非常に満足している。適役だと思う。ハ・ジョンウさんの演技や演出により、どんな魅力を持つ映画に生まれ変わるのか楽しみだ」と語った。

 この映画の公開予定は来年秋ごろだ。

◆ハ・ジョンウ、グラビアギャラリー

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