【ソウル聯合ニュース】日本で韓国ドラマ「冬のソナタ」にはじまる韓流ブーム10周年の記念事業が本格化する。

 10周年実行委員会は、TBSやポニーキャニオン、配給会社のエスピーオー(SPO)、共同通信など日本企業7社を発起人とし、年初に発足した。韓国コンテンツ振興院によると、ソウルにある同振興院でこのほど開かれたシンポジウムで、実行委は韓流活性化に向けた各種事業を発表した。

 まず来月中旬ごろから3カ月間、日本の韓流ファンによる投票を実施し、韓国ドラマの作品賞ベスト5、男女俳優賞ベスト3を選ぶ。年内に発表し、授賞式を行う予定だ。TBSやケーブル番組を通じ、人気韓国ドラマの再放送や韓流関連本の出版なども推進する。放送局や広告代理店なども巻き込み、最終的には100社以上を事業に参画させることが目標だ。

 SPOのソウル事務所長は「韓流は民間による大切な文化交流。韓流の道が途切れないよう強い信頼を築こう」と呼びかけた。ただ、最近は大ヒット作があらわれていないとし、市場拡大には若者にアピールできる作品が必要だと指摘した。

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