慶尚南道昌原市で今年5月、韓国で唯一の児童文学フェスティバルが開催される。

 昌原市は5月24日から26日まで、昌原コンベンションセンターなど同市周辺で「2013年昌原世界児童文学フェスティバル」を開催する、と15日発表した。

2011年に行われた世界児童文学フェスティバル開会式の様子。

 昌原世界児童文学フェスティバルは2011年に同市が韓国で初めて主催。今年は「童心、想像に出会う」をテーマに開催され、世界的に関心を集めているファンタジー児童文学を目にすることができる。

 このフェスティバルには世界的な文学者たちも参加する。有名なファンタジー児童小説『タラ・ダンカン』の作者、ソフィー・オドゥワン=マミコニアンや、ドイツのファンタジー文学の大家、ラルフ・イーザウら外国の有名作家らが招待され、関心を集めている。

昌原世界児童文学フェスティバルでは、世界的な児童文学者に会うことができる。

 また『庭を出ためんどり』の著者ファン・ソンミをはじめ、キム・ジンギョン、イ・グミら韓国の有名作家も昌原を訪れるため、市民たちは本を通じてしか出会えなかった作家たちに直接会うチャンスがある。

フェスティバルではさまざまな公演、体験プログラムが準備されている。

 昌原市の関係者は「昌原世界児童文学フォーラム、韓国児童文学者大会を開催し『児童文学の首都』として昌原のイメージを構築するとともに、世界の児童文学者たちが交流・連携していく方法についても模索する予定」と語った。

2013年昌原世界児童文学フェスティバルのポスター。

ホーム TOP