4月はドラマで「女神」たちの戦いが繰り広げられる。久しぶりにドラマに出演するキム・ヘスをはじめ、デビュー13年目で初めて時代劇に挑戦するキム・テヒ、男女の熱い恋愛模様を演じるシン・セギョンまで、3人3色の演技が視聴者の期待を高めている。

■キム・ヘス、新月火ドラマ『オフィスの神』(KBS第2)でスーパー派遣社員に変身

 3人の中で最も早く登場するのはキム・ヘス。彼女は『広告の天才イ・テベク』の後枠として、4月1日から放送される『オフィスの神』(ユン・ナンジュン脚本、チョン・チャングン、ノ・サンフン演出)で、どんな仕事もこなすスーパー派遣社員ミス・キム役を演じる。キム・ヘスのドラマ出演は2010年の『楽しい我が家』(MBC)以来2年4カ月ぶり。

 同ドラマは2007年、日本テレビ系で放送された『ハケンの品格』が原作。女性ながらあらゆる仕事に精通している特Aランクの派遣社員の物語を描く。

 キム・ヘスは最近行われた撮影で、見事なハンドルさばきでショベルカーを運転して制作陣を感心させたり、華麗なサルサダンスを披露したりするなど、今までとは異なる演技を披露する。

■デビュー13年目のキム・テヒ、新月火ドラマ『張玉貞(チャン・オクチョン)』(SBS)で時代劇初挑戦

 張玉貞(後の張禧嬪〈チャン・ヒビン〉)を演じるキム・テヒへの期待も大きい。2000年にデビューし、女優生活13年のキム・テヒは4月8日にスタートする『張玉貞』(チェ・ジョンミ脚本、プ・ソンチョル演出)で時代劇に初出演する。

 今回、キム・テヒのドラマ出演が関心を集めている理由は、彼女のとげとげしい演技に期待が高まっているため。“悪女キム・テヒ”がどんなイメージなのか、興味深いところだ。

 キム・テヒは今回の作品を通じて、これまで数々のドラマで演じられてきた張禧嬪とは異なる姿を表現する。同ドラマの記者懇談会でキム・テヒは「張玉貞は多くの先輩女優が演じたとげとげしくもあり、邪悪な悪女のイメージとは全く違う。これまでの張玉貞とは違う人間味があり、真心のある姿をお見せする予定」と語った。

■シン・セギョン、新水木ドラマ『男が愛する時』(MBC)で熱いラブストーリー

 4月3日にスタートする新水木ドラマ『男が愛する時』(キム・イニョン脚本、キム・サンホ演出)でヒロイン、ソ・ミド役を演じるシン・セギョン。これまで、ドラマでは明るいキャラクターのイメージが強かったが、今回は濃厚な恋愛模様を演じる。

 『太陽の女』『赤道の男』など重いドラマを執筆したキム・イニョンが台本を手掛ける同ドラマで、シン・セギョンは組織暴力団のハン・テサン(ソン・スンホン)から愛されるが、後にイ・ジェヒ(ヨン・ウジン)を愛する、という役どころ。

 シン・セギョン、ヨン・ウジン、ソン・スンホンの三角関係で、シン・セギョンがどんな演技を繰り広げるのか、期待を集めている。

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