未成年者3人に対する性的暴行やわいせつ行為などの容疑で、昨年12月に逮捕・起訴された歌手コ・ヨンウク(37)=写真=。ソウル西部地裁で27日、論告求刑公判が行われ、検察は懲役7年、位置追跡電子装置(電子足輪)装着を求めた。来月12日に行われる判決公判で、電子足輪の装着が命じられる場合、芸能人初の電子足輪装着者となる。

 検察は、コ被告が芸能人という地位を利用し、常習的に未成年の女性にわいせつ行為を繰り返した点を悪質と判断、厳重な処罰を求めた。一方、コ被告は被害者との性的関係を認めながらも、合意の上と再三主張した。

 公判には被害者のうち一人が出廷し、事件の経緯や状況について具体的に陳述した。被害者は「コ・ヨンウクが太ももを触って、口に舌を入れようとした。本当に不快で怖かった」と証言した。

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