【ソウル聯合ニュース】韓国芸能プロダクションのキューブエンターテインメントに所属する4MinuteやBEASTらのミュージックビデオが一部の国で一時再生できなくなり、海外のファンが「サイバーデモ」を起こす騒動になった。

 米ビルボード電子版は24日、「『ユーチューブ』(動画投稿サイト)で人気ミュージックビデオが閲覧できなくなり、K-POPファンの怒りが噴出した」という見出しの記事を掲載し、このニュースを伝えた。

 同日未明から米国や英国など一部の国で同プロダクションに所属する歌手のミュージックビデオにアクセスできなくなると、ファンらはユニバーサルミュージックに対し「サイバーデモ」を行ったという。同社は現在、同プロダクションの歌手のアルバムやミュージックビデオの海外流通を担当している。

 ファンたちは短文投稿サイト「ツイッター」を通じ、問題を公にする一方、同社の交流サイト「フェイスブック」に抗議のコメントを残した。

 一部のファンからは同社がK-POPの海外進出を妨げようとこのような措置を取ったのではないかという疑惑も提起された。これについて同社は「ミュージックビデオの流通システムに技術的な問題が発生しただけで、現在は正常に再生できる」と説明した。

 同プロダクションは「ファンに心配をかけ遺憾だ。今後より良いコンテンツで期待に応えていきたい」とコメントした。

 ビルボードはK-POPが海外市場でも成長できた最も大きな要因の一つが「ネットユーザー」だとした上で、ネットユーザーは好きなアーティストを過度に守ろうとする傾向があるため、このような騒動が起きたようだと分析した。

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