ソウル中央地検は13日、睡眠導入剤(睡眠薬)や麻酔薬としても使われる向精神薬「プロポフォール」の投薬を常習的に受けた疑いで、女優イ・スンヨン、パク・シヨン、チャン・ミイネを在宅起訴し、タレントのヒョンヨンを略式起訴(罰金500万ウォン)した。

受けた疑いで、女優イ・スンヨン、パク・シヨン、チャン・ミイネを在宅起訴し、タレントのヒョンヨンを略式起訴(罰金500万ウォン)した。

 検察の調べによると、イ・スンヨンは2011年2月から昨年12月にかけて、ボトックス施術などの美容整形施術と称して二つの病院で111回、パク・シヨンは2011年2月から昨年12月にかけてカーボメット(炭酸ガス療法)などの美容整形施術と称して、二つの病院で185回、チャン・ミイネは2011年2月から2012年9月にかけてカーボメットなどの美容整形施術と称して二つの病院で95回、それぞれプロポフォールの投薬を受けた疑いを持たれている。ヒョンヨンは2011年2月から12月にかけて、ボトックス施術と称して42回にわたってプロポフォールの投薬を受けた疑いを持たれている。

 今回起訴された芸能人の一人は「まず世間をお騒がせしていることについて、公人として責任を感じており、申し訳なく思っています。美容のために病院を訪ね、医師の処方に従って麻酔剤としてプロポフォールを投薬されていたことは明らかなので、今後の裁判では真実を明らかにし、潔白を主張していくつもりです」とコメントした。

 検察は医療目的ではないプロポフォールの不法投薬の疑いで、ソウル市内の病院長ら2名を拘束起訴し、プロポフォールの常習的な投薬の疑いで33歳の中古車販売業者を拘束起訴した。検察は今回の事件で、医師、女性芸能人、芸能事務所代表ら計11人に対して司法処理を進める構えを見せている。

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