イ・ソンギュン（37）が妻チョン・ヘジン（36）と舞台で共演する。

　5日、ソウル・明洞芸術劇場で行われた舞台『Love, Love, Love』の記者懇談会で、イ・ソンギュンは「夫婦として良い思い出になるだろうと思った。僕たち夫婦の日常の感情が出てしまい、観客に影響を及ぼさないかと心配し、出演をためらったが勇気を出した」と夫婦共演を決めた理由を説明した。

　イ・ソンギュンの舞台出演は約10年ぶり。特筆すべき点は、妻と共に夫婦役として出演するということ。懇談会に出席したチョン・ヘジンは「台本を読んで、上手く演じられそうだと思い、欲を出した。絶対にやるべきだと思ったので、夫には自分の方から台本を渡した」と話した。

　2児のママになったチョン・ヘジンの女優復帰は3年ぶりだ。彼女は「自分自身を取り戻したかった」と出演を決めたもう一つの理由を打ち明けた。「二人の子どもを育て、夫と家庭を築きながら幸せだけど、むなしい部分もあった」ということだ。この舞台を通じて、夫と共に新しい何かをやりたかったのだという。

　二人が舞台で共演するのは今回が初めて。チョン・ヘジンは「人生のターニングポイントになりそうな感じがする」と作品への愛情を見せ、イ・ソンギュンは「イ・サンウ演出の作品にぜひ出演したかった」と話した。