映画
興行成績:『7番房の贈り物』1000万人突破秒読み
イ・ファンギョン監督の映画『7番房の贈り物』の観客動員数1000万人突破は秒読み段階に入った。
同作は19日に17万7998人(20日、映画振興委員会・映画館入場券統合ネットワーク調べ、以下同じ)を動員、通算観客動員数921万9822人を記録した。このままの勢いが続けば23日ごろには1000万人を突破する見通しだ。韓国映画としては通算8作品目、今年では初の1000万人突破作品となる。
先月23日に封切られた『7番房の贈り物』は「ありがちなお涙ちょうだい映画」という映画評論家たちの酷評にもかかわらず、笑いあり涙ありの人情物ということで観客を引きつけている。公開4日目で100万人、6日目で200万人、10日目で300万人を記録するなど客足を伸ばし、27日目で900万人を突破、1000万人動員映画の仲間入りは目前だ。
『7番房の贈り物』は1000万人突破と同時に珍記録を生むことになる。制作費35億ウォン(約3億円)のこの作品は、歴代の1000万人突破映画の中で最も制作費が少ない作品、つまり最高の収益率を記録することになる。
一方、『7番房の贈り物』とともに興行成績を争っている『ベルリン』は19日に8万8843人を動員、通算観客動員数を616万456人とした。