韓国芸能事件簿
カン・ビョンギュに懲役1年6月実刑判決
ソウル中央地方裁判所は1日午前10時、暴力行為などの処罰に関する法律違反の疑いが持たれているタレントのカン・ビョンギュ被告(40)に対し、懲役1年6月の実刑判決を言い渡し、法廷内で身柄を拘束した。また、俳優イ・ビョンホンに対する脅迫行為(共同恐喝)などについては、別途に懲役1年、執行猶予3年を言い渡した。
カン被告は、2009年11月に当時自身が交際していた女性と共に、「元恋人との関係をばらす」とイ・ビョンホンを脅迫し、金品を要求した疑い、ドラマ『IRIS』撮影現場に現れ、撮影現場で暴力行為を行った容疑については在宅のまま起訴されている。また2008年に事業運営資金として借りた3億ウォンを弁済期間以内に返金していない容疑、2009年にブランド時計を代わりに売るとした後、品物を返していない容疑でも起訴されている。
カン被告は結審公判の最終陳述で「イ・ビョンホンとは何ら関係がない間柄だった。そのため私には彼に危害を加えるだけの動機はなかった。『IRIS』暴行の件も被害に遭ったの私だ。あの事件以降、番組出演できなくなり、生計が困難になった」と語った。
ブランド時計詐欺の疑いについては「最近4年ぶりにテレビ出演することができた。これまで返済能力がなく、時計代を返せなかったが、今後は一生懸命働いてカネを返すつもりだ。被害補償も行いたい」と話した。