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トップ俳優ヒョンビンが帰ってきた!
俳優ヒョンビンは無事に兵役を終え、昨年12月6日に満期除隊してファンの元に帰ってきた。
その人気は1年9カ月間にわたる兵役中も出演CMが放送されるなど、途切れることがなかった。しかも、除隊当日はマイナス15度という厳しい寒さにもかかわらず、国内外のファン約1000人がヒョンビンの所属部隊を訪れて歓迎式を開いたほどで、人気は入隊前よりもさらに高まっている感がある。
足かけ2年間、芸能活動をしていなかったのにもかかわらず、ファンから絶大な支持を受け、愛され続けているヒョンビンの魅力とは何だろうか。
1982年9月25日生まれのヒョンビンは2003年にKBSドラマ『ボディーガード』の端役でデビューした。
同年に青春シチュエーションコメディー『ノンストップ4』で優等生の大学生「ヒョンビン」を演じてから名前を知られるようになった。そして04年にイ・ナヨン、キム・ミンジョン、キム・ミンジュンらと共演したドラマ『アイルランド』でヒロイン、イ・ジュンア(イ・ナヨン)のボディーガード「カン・グク」を演じ、その年のMBC演技大賞男性新人賞とMBC放送芸能大賞タレント部門特別賞を受賞した。
翌05年には韓国最高のロマンチック・コメディードラマといわれる『私の名前はキム・サムスン』でヒロイン、キム・サムスン(キム・ソナ)が恋をする気難しい実業家「ヒョン・ジノン」を演じブレークした。この年、MBC演技大賞最優秀男優賞、同人気賞、同ベストカップル賞を受賞し、3冠に輝いた。
その後もドラマ『雪の女王』(06年)、『彼らが生きる世界』(08年)、『チング~愛と友情の絆~』(09年)、映画『まわし蹴り』(04年)、『百万長者の初恋』(06年) 、『私は幸せです』(09年)など着実にキャリアを重ねたものの、特に目を引くヒット作がない時期がしばらく続いた。
ところが、ハ・ジウォンと共演したドラマ『シークレット・ガーデン』(10年)は最終回に視聴率35%を出すなど大ヒット。韓国に住む全女性がヒョンビン演じる「キム・ジュウォン」のとりこになる「ジュウォン病」を発症するほど爆発的な人気を得た。
その後は映画『愛してる、愛してない』(10年)、『レイトオータム』(11年)が第61回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、海外からも注目されている。
だが人気絶頂だった11年3月7日、ヒョンビンは突然入隊を決めた。「芸能人の兵役特例」と言われている芸能兵ではなく、韓国で最も訓練が厳しい海兵隊に志願したのだ。ヒョンビンは軍隊生活でも模範的で優秀だった。そしてついに12年12月6日、ファンの元に帰ってきた。
除隊インタビューでは「ファンの皆さんの愛がとても恋しかった。本当に演技がしたかった」と涙を浮かべた。ヒョンビンが次回作でどのような演技を見せてくれるのか期待が募る。