映画『平壌城』(2011年)の興行不振の責任を取り、商業映画の制作から離れる引退宣言を行ったイ・ジュニク監督が、映画『ソウォン』で復帰を果たす。ロッテエンターテインメントが23日に発表した。

 『ソウォン』は一生消すことができない傷を負った少女ソウォンとその家族の物語。怒りや憎しみ、痛みを乗り越え、新たな人生の道を切り開く過程を描く。

 イ監督は「最も胸が痛い題材で、最も幸福な話を生み出したい。不幸と絶望の果てに希望が始まるヒューマンドラマをお見せしたい」と抱負を語った。

 ソウォンの父役で出演が決まっているソル・ギョングはイ監督作品初出演。愛娘の悲劇と向き合う父を演じる。

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