20日午後、全国で絶賛ロードショー中の映画『K-POP DREAM CONCERT 2012』の出演アーティストでもあり司会も務めたZE:A(ゼア)のメンバー、シワンの来日舞台あいさつが、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で行われた。

ZE:A は2010年に韓国でデビュー、アジア各国で活動する中、日本でもシングル、アルバムを発売し、常にオリコンランキングでもトップ10圏内にチャートインする人気の9人組K-POPグループだ。シワンはメインボーカルの1人で、「K-POP DREAM CONCERT 2012」ではK-POPアーティストとしての姿以外に、日本でも人気の高いKARA、2PMのテギョンとともにMCも務めている。

シワンは、その日を振り返り、「緊張した。『DREAM CONCERT』はトップスターだけが立てる夢の舞台で、歌手として出場するのも素晴らしいことなのに、MCまでさせていただき夢のようだった」と語り、「訳が分からなくなった。歌とMCとで何度も衣装替えをして…」と当時のどきどき感を伝えた。

また、シワンは昨年韓国で大ヒットしたドラマ『太陽を抱く月』『赤道の男』に出演し、俳優としてもブレイク。20日夜からは日本でも『太陽を抱く月』がNHK BSプレミアムで放映スタートすることから、日本でもさらに注目度が上がりそうだ。

「演技は、勉強も準備もしていなかったが、運よくチャンスをいただいた。高い評価をいただいて、感謝していると同時に責任感を感じた」と語り、「それまで、あまりテレビに出る機会がなかったので、両親はうちの息子は何をしているのか、と心配していたようだが、テレビによく出るようになって喜んでくれている」と明かした。

また、「メンバーはお祝いをしてくれたし、演技もうまいとほめてくれた。メンバーの言葉が力になる」とメンバーのサポートがあったことも語った。

そして台本の覚え方を問われると「せりふは、その回が終わると、次の回の台本を覚える。歌手活動の際も、自分のパートじゃないときは、頭の中でせりふを考えているほど。でも歌手の活動をさぼっていたわけではないです!」とジョークを交えながらも、「演技はまだ新人。何でもやってみたい」と今後の俳優活動への意欲を見せた。

また、ZE:A はシワン、ヒョンシク、ケビン、ドンジュン、ミンウの5人による新プロジェクト「ZE:A5」として新シングル「THE CLASSIC」を2 月7 日に発売し、新たな活動をスタート。そして、3 月21 日・22日にはパシフィコ横浜にて9人のZE:A待望のコンサート「ZE:A LIVE 2013 in YOKOHAMA(仮)」も決定。けがが長引いていたジュンヨンの復帰コンサートとなる見込みで、期待される。

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