舞台・ミュージカル
芸能兵士出演ミュージカル『The Promise』初公開
国防部(省に相当)の創作ミュージカル『The Promise』がメディアに初公開された。
8日午後、国立劇場(ソウル市中区)内のヘオルム劇場で、6・25戦争(朝鮮戦争)休戦60周年記念ミュージカル『The Promise』のプレスコールが行われた。キム・ムヨル、チ・ヒョヌ(本名チュ・ヒョンテ)、超新星のユナク(本名チョン・ユナク)、SUPER JUNIORのイトゥク(本名パク・ジョンス)、8eightのイ・ヒョン、チョン・テウらの出演に、多くの報道陣が詰めかけた。
同作は、国防部と陸軍本部、韓国ミュージカル協会が合同で制作する作品。祖国や仲間を守るため、犠牲になることを選んだ者と、その人との約束を守るために努力する戦友たちの姿を描く。
この日のプレスコールでは、第2幕の11曲が1時間ほど公開された。最初の曲「光を探して」はチ・ヒョヌ、キム・ムヨル、ユナク、イトゥクら主演と数多くの助演俳優たちのアンサンブルで構成され、壮大な音楽に乗せた群舞が舞台を圧倒した。
経験のない若い小隊長ジフン役を演じるチ・ヒョヌは小隊長らしく、カリスマ性あふれる姿で物語を引っ張り、ミュージカル『ガイズ&ドールズ』『Thrill Me(スリル・ミー)』などに出演したミュージカルスター、キム・ムヨルのソロ曲は息をのむほど素晴らしかった。また、女性の多い家庭で育ち、傷つきやすくデリケートなミス・キム役を演じるイトゥクと、活発でカッコつけている楽劇団出身のタルホ役を演じるユナクは、重い物語の雰囲気をガラリと変えた。
芸能兵士のスターが総出で出演するミュージカル『The Promise』が軍創作ミュージカルという重いイメージを払拭し、観客に深い感動を与えられるのか、期待を集めている。