映画
最優秀作品賞に『ピエタ』=青龍賞
30日夜、ソウル市内の世宗文化会館で第33回青龍映画賞授賞式が行われ、キム・ギドク監督の『ピエタ』が最優秀作品賞を受賞した。今年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した同作は、韓国国内でも好評を得ている。
監督賞は『折れた矢』を手掛けたチョン・ジヨン監督が受賞。チョン監督が青龍映画賞で受賞するのは、1994年の最優秀作品賞(『ハリウッド・キッドの生涯』)以来。
主演男優賞を受賞したのは『犯罪との戦争』のチェ・ミンシク。釜日映画賞のほかアジア太平洋映画賞でも、チェ・ミンシクは同作で主演男優賞を受賞している。
主演女優賞は『わたしの妻のすべて』のイム・スジョンが受賞。イム・スジョンが韓国の映画賞授賞式で主演女優賞を手にしたのは初めて。
助演男優賞には『わたしの妻のすべて』のリュ・スンリョン、助演女優賞には『ヨンガシ』のムン・ジョンヒが選ばれた。
そのほか新人男優賞は『建築学概論』のチョ・ジョンソク、新人女優賞は『ウンギョ』のキム・ゴウン、新人監督賞は『共謀者たち』のキム・ホンソン監督が受賞した。