ソン・ジュンギ＆パク・ボヨン出演の映画『オオカミ少年』（チョ・ソンヒ監督）は25日に通算観客動員数600万人を突破した。韓国の恋愛映画では過去最高の記録だ。公開から26日目にしての快挙で、600万人まで1カ月かかっていない。これまでの韓国恋愛映画の最高記録は今年春に公開された『建築学概論』の410万人だった。

　先月31日に封切られた『オオカミ少年』は5日目に100万人、9日目に200万人、11日目に300万人を超え、19日目にして500万人動員と勢いに乗った。さらに、公開後は4週間連続で週末興行ランキング1位の座をキープ、各界の注目を浴びた。

　配給会社のCJ E＆Mは「韓国映画の主流である20－30代女性客ハートをキャッチしたのが大きい」と見ている。今年の韓国映画が多彩なジャンルやテーマで観客の信頼を取り戻したことも、興行オフシーズンながらヒットしている原因に挙げられている。