野崎友子通信員
キム・スンウ率いる「PLAYBOYS」が東京ドームで試合、BEASTらの公演も
「第3回アスリートジャパンWinWin!水素水Presents韓流エキサイティング・エンタテインメント・フェスティバル2012 in 東京ドーム」が24日午後、東京ドームで開催された。
今回で3回目となる同イベントは、俳優キム・スンウが率いる芸能人野球チーム「PLAYBOYS」と、山田久志氏が監督を務める「日本プロ野球OBチーム」による日韓の友好と友情を育むためのチャリティーイベント。今回は、韓国MBCの協力により、K-POPライブイベントも同時開催されることになり、以前にも増して多くの観客を集め開催された。
初めにK-POPライブが行われ、人気ボーイズグループのBEAST、そしてMYNAMEが中央に作られたステージでパフォーマンスを繰り広げた。
BEASTは「皆さんに東京ドームでお会いできてうれしいです。コンサートを終えて1カ月ぶりに日本に来ました。今日はリーダーのドゥジュンが来れませんでしたが、5人で素敵なステージをお見せしますので、ドゥジュンの分を皆さんで埋めてくださいね!」と語り、ヒット曲の「Beautiful Night」「Shock」「Fiction」など5曲を披露。「こんな大きなところで皆さんに楽しさを与えられてうれしいです。いつか、僕たちが単独コンサートをやりたいです!」と意欲を見せた。
続いて登場したMYNAMEは「夢の東京ドームでライブができてうれしいです! 盛り上がりましょう!」「12月15日大阪、17日東京でZEPPライブをやるので、来て来て!」とPRも含めて観客をあおり、日本デビュー曲の「Message」、今月21日にリリースしたばかりの2ndシングル「What’s Up」など7曲をパフォーマンスした。
野球は、オープニングセレモニーで日本国家を内田あかり、韓国国歌をイ・ギグァン(BEAST)が歌ったのち試合開始。「PLAYBOYS」はピッチャーをエースのイ・テソンが務めたほか、野手にキャプテンのコン・ヒョンジン、チ・ジニ、オ・マンソク、アン・ギルガンら、キム・スンウはDHとおなじみの人気俳優が登場。そして、この日日本で初お目見えとなり注目されたのが、新加入のカン・ミンヒョク(CNBLUE)だった。
試合は、1回裏に、チ・ジニのセンター前ヒットで「PLAYBOYS」が1点を先制。その後は投手戦となったが8回裏に「PLAYBOYS」が「日本プロ野球OBチーム」から3点を取り、スコアは4-0に。勝利を手中にしたかと思われた9回表に、「OBチーム」が疲れの見えてきたイ・テソンから5点を奪い逆転を許す展開。それでも9回裏に出塁してチャンスが生まれると、カン・ミンヒョクが代打としてバッターボックスに立ち、デッドボールで出塁。チャンスを広げたが反撃もそこまで。最終的には1点差で「PLAYBOYS」は勝利を逃した。
試合後の表彰では、優秀投手賞に「OBチーム」ギャオス内藤、「PLAYBOYS」イ・テソン、猛打賞にキム・スンウ、「OBチーム」MVP賞に駒田徳広、「PLAYBOYS」MVP賞にキム・ジニルが選ばれ、両チームを通じて一人選ばれるMVP賞には完投したイ・テソンが選ばれた。
イ・テソンは「皆さんが大きな声で応援してくださって、力になりました。ありがとうございます」ときれいな日本語であいさつ。3カ月前からこの日のために練習をしていたとのことで、序盤は少し緊張したそうだが、ファンの期待に応える力投に惜しみない拍手が送られた。
なお、今回も「東日本大震災チャリティーゲーム」として開催されており、試合前には「PLAYBOYS」の選手たちが自ら募金活動に立ち、またチャリティーオークションを行った。ほか、「PLAYBOYS」の選手たち、「BEAST」「MYNAME」のメンバーらのハイタッチ会も行われるなど、さまざまな触れ合いのイベントも行われた。