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イ・ビョンホン「自分自身を振り返るいいきっかけになった」
世界各国の資本主義システムの問題点や弊害を探り、解決策を提案するドキュメンタリー『最後の帝国』(SBS)。ナレーションを務めた俳優イ・ビョンホンが、感想を語った。
14日、SBSホール(ソウル市陽川区木洞)で行われた同番組の制作発表会で、イ・ビョンホンは映像を通じて「個人的にもすごく関心を持っていたテーマ。映画『王になった男』で、王の影武者となったハソンが言わんとしていたことをこの番組で伝えようとしていると思った」と話した。
続けて「幸せという価値についての話、また誰もが基本的に考えることができる部分に関するテーマだったので参加した」とナレーションを引き受けた理由を説明した。
ハソンは『王になった男』で、光海君の代わりに王になった道化師。王位を守り、貧しい人々の姿を見ながら、憤りを覚える人物として描かれた。
イ・ビョンホンは「世界で最もいい暮らしをしている米国でも、飢餓に苦しむ児童がいる反面、母乳を売買する人たちがいることに衝撃を受けた。自分自身をもう一度振り返るいいきっかけになった」と話した。