イタリアも「江南スタイル」にハマった。

 パリに続き、ローマでもPSYの「江南スタイル」のフラッシュ・モブ(集団パフォーマンス)が行われ、異様な熱気に包まれた。3万人以上の一般人が「乗馬ダンス」を踊り、壮大な光景を作り上げた。

 「江南スタイル」が好きなイタリアの音楽ファンは最近、ローマのポポロ広場に集まり、同曲を歌いながらダンスを踊った。「乗馬ダンス」は基本。曲のサビの部分の「オッパ(お兄ちゃん)は江南スタイル」も一緒に歌い、楽しんだ。関連映像は11日、各種インターネット・コミュニティーに掲載され、オンラインを賑わせている。

 PSYはまだイタリアを訪問したことがない。今回のフラッシュ・モブも本人不在の中、現地の音楽ファン同士で行われたイベントという点で意義深い。

 イタリアでも「江南スタイル」の人気は高い。同曲のフラッシュ・モブは今回が初めてではなく、10月にドゥオーモ聖堂前の広場で2万人が「乗馬ダンス」のパフォーマンスを繰り広げ、話題となった。カターニア、パレルモのべルディ広場でも、約9000人が「乗馬ダンス」を踊った映像がネットユーザーの関心を集めた。

 現在、PSYは米国やフランスなどを回り、海外でプロモーション活動を展開中。11日、ドイツ・フランクフルトで開催される「2012 MTV EMA(EUROPE MUSIC AWARDS)」にも出演する予定だ。

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