俳優イ・ビョンホンを脅迫したとして起訴されたタレントのカン・ビョンギュに対し、検察は懲役2年6月を求刑した。

 2日、ソウル中央地裁刑事第4単独(パン・ジョンモ判事)で行われた公判で、検察は「カン・ビョンギュ被告は『元恋人との関係をばらす』とイ・ビョンホン氏を脅迫、金品を要求した」として2年6月を求刑した。

 カン・ビョンギュ被告は最後弁論で「イ・ビョンホン氏とわたしは何の関係もなかった。イ・ビョンホン氏を害する動機は何もない。ドラマ『IRIS-アイリス-』の撮影現場で起きた暴力事件も、被害者は自分の方」と主張した。

 また、カン・ビョンギュ被告は詐欺容疑についても「4年ぶりに番組出演を再開したので、一生懸命稼いで返したい。被害補償もする」と述べた。

 カン・ビョンギュ被告は2009年11月、当時自身が交際していた女と共にイ・ビョンホンに対し「元恋人との関係をばらす」と脅迫し、金品を要求したとして在宅起訴された。カン・ビョンギュ被告はドラマ『IRIS-アイリス-』の撮影現場での暴力ざた、時計の代金をめぐる詐欺などでも容疑が持たれている。

 一方、検察は同日、同容疑で起訴された元交際相手の女にも懲役1年6月を求刑した。

 判決は来年1月に言い渡される予定だ。

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