【ソウル聯合ニュース】俳優イ・ビョンホン主演の映画「王になった男」(監督チュ・チャンミン)の韓国での観客動員が20日夜、1000万人を突破した。

 同映画の配給投資会社・CJエンタテインメントによると、同社の統計で20日午後8時に総観客動員が1000万248人に達した。先月13日の公開から38日での大台突破となった。

 今年、韓国で観客1000万人を突破したのは「泥棒たち」に続いて2作目。韓国映画全体では7作目となる。

 イ・ビョンホンにとって初の時代劇出演作となった「王になった男」は、朝鮮王朝第15代王の光海君が毒殺の危機にさらされ、賤民のハソンが王の代わりを務めることになったことで繰り広げられる物語を描いている。イ・ビョンホンは2役を演じ、その演技力は絶賛されている。

 前評判の高かった同映画は、公開からわずか4日で観客100万人を突破。18日目となる先月30日に500万人を突破した。また、公開から1カ月以上たった今も韓国映画界に占める売り上げのシェアは約30%に達する。

 韓国でこれまで観客1000万人を記録した映画(映画振興委員会基準)は、「グエムル~漢江の怪物」(1301万9740人)、「泥棒たち」(1298万人1884人)、「王の男」(1230万人2831人)、「ブラザーフッド」(1174万6135人)、「TSUNAMI~ツナミ」(1145万3338人)、「シルミド/SILMIDO」(1108万1000人)。

 「王になった男」は来年2月に日本で公開される。

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