映画『王になった男』に出演したイ・ビョンホン、リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チャン・グァン、キム・イングォンらが13日午後、COEX(ソウル市江南区三成洞)アセム広場で、累計観客動員数1000万人突破の公約イベントを行い、ファン約1000人を熱狂させた。

 この日のイベントは、イ・ビョンホンが6日、釜山国際映画祭のオープントークで、1000万人を超えた場合、同作のキャストが劇中の格好をして観客と触れ合う、という公約を実現したもの。

 イ・ビョンホンが15日にハリウッド映画『REDリターンズ』の撮影のため出国し、チュ・チャンミン監督、リュ・スンリョンらがアブダビ国際映画祭に出席するため出国するなど、スケジュールが合わないため、1週繰り上げてイベントを行った。

 今回のイベントには、キャストが劇中の衣装を着て登場。イ・ビョンホンは観客に「(大ヒットに)感謝します」とあいさつ。そして、フリーハグ、キャストのサイン会などを行った。

 同作の主役であるイ・ビョンホンは「もう二度とひげはつけないと思っていたのに、つけることになり照れくさい」と話した。その後、キャンディーを口にくわえ、ファンに移す「キャンディーキス」シーンを演出した。

 また、中殿役を演じたハン・ヒョジュは笑わない役だったが、イベントでは明るい笑顔を振りまき、ファンから歓声を浴びた。

 『王になった男』は13日に27万9583人を動員、累計で909万1633人となった。この勢いが続けば、20日か21日に1000万人を超える見通しだ。

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