野崎友子通信員
N-TRAINが「ARTIST N-TRAIN IDENTITY」公演開催
5人組ボーイズグループN-TRAINが8日、東京・品川ステラボールで「ARTIST N-TRAIN IDENTITY」公演を昼夜2回にわたり開催した。
新人にもかかわらず、アイドルの枠を越えた抜群の歌唱力とハーモニーを誇るN-TRAIN。今年1月にショーケースで日本デビューを飾ったが、今回のライブではさらにスケールアップしたパフォーマンを見せ、ファンを魅了した。
「Do It」「I’ll Forget You」などおなじみの曲の披露のほか、アカペラで「HOLY NIGHT」を歌うなど、ダンサブルな曲、R&Bからバラードまで、ジャンルにもとらわれない幅広いところを見せたN-TRAIN。またサプライズでSoul Jのバースデー祝いをほかのメンバーが準備、ファンとともに祝うなど、仲のよいところも見せた。
一方、ソロステージでは、ジョンギュンが自分で作曲、日本語での作詞も手掛けた「いつかまた会いましょう」をピアノ弾き語りで披露したり、Soul Jが激しいダンスとともに自慢の体を披露するなど、それぞれ個人のポテンシャルの高さもアピールした。
昼公演後に取材に応じ「いたずらボーカルのサンウ」「なくてはならない存在、マスコットのユジン」「リーダーのジョンギュン」「夢と希望を語るSoul J」「ラップのスンヒョン」と自己紹介したN-TRAINの5人。
今回の公演について「『ARTIST N-TRAIN IDENTITY』という公演タイトルが示す通り、『アーティストN-TRAINの証明』ということで、今回のコンサートを開催しました。メンバーから、初めてのミニアルバムの歌を、録音した声ではなく、ファンの皆さんに生の声、ライブで届けたいという強い希望から、実現したコンサートです」とし、「今回は、(準備中の)ニューミニアルバムの曲をたくさん聴いていただけます」と自信を見せたメンバー。
「一生懸命に準備したので、期待してください」(サンウ)「緊張、ドキドキときめき、いろんな感情が複雑になって、テンション上がってます」(ユジン)などとワクワクした思いを語った。
N-TRAINは来年の日本デビューに向けて準備中だが、「日本での初アルバムをリリースして、もっと日本のファンの人と音楽を楽しみたいです」(ジュンギョン)「N-TRAINだけの音楽を作って聞かせたいです」(Soul J)とその日を待ちきれない様子。
さらに「生の歌を聴いてほしいので、いろいろな所に行って、ライブしたいですね。K-POPとしてではなく、アーティストとして、活動したいです」(サンウ)「単純に日本で活動するだけのアーティストじゃなくて、認められるアーティストになりたいです。そのために頑張ります」(スンヒョン)と意欲を示し、「歌だけでなく、それ以上の新しい魅力も見せたいです」(ユジン)とさらに前向きの姿勢も見せた。
1月のショーケース時と比べ、歌もパフォーマンス力もぐんと実力を付けた感のあるN-TRAINだけに、今後の活動が楽しみだ。