野崎友子通信員
ミュージカル『RUN TO YOU~俺たちのストリートライフ~』のけいこ場が公開
韓国オリジナルミュージカル『RUN TO YOU~俺たちのストリートライフ~』(製作:CJ E&M、主催・日本公演製作:松竹株式会社)が10月6日、大阪松竹座で初日を迎えるのに先立ち、先日、ソウルで熱気に満ち溢れたけいこ場が公開された。
今回の作品でミュージカルデビューし、主演を務める超新星のメンバー、グァンス、ゴニルはもちろん、韓国初演時には確かな実力と魅力あふれる演技で、観客を熱狂させたチョン・ウォニョン、カン・ホンソックなど23人の俳優たちが、日本公演へ全力を尽くして準備する姿を見せた。
特にこの日、グァンスは、作品の全幕リハーサルを、自信溢れる芝居と歌、ダンスで魅せ、大阪公演に対する期待をますます膨らませてくれた。グァンスとダブルキャストでジェミンを演じるゴニルは、リハーサルで一部を披露した後、グァンスの演じる様子を、メモを取りながら終始真剣に見学していた。
2人に好きなシーンについて尋ねると、グァンスは「『俺はこういう人間だ』のシーンを演じるときが楽しいですね」、ゴニルは「切ない恋心を歌う『待っているから』のシーンが一番気に入っています」と答えた。
ミュージカル『RUN TO YOU~俺たちのストリートライフ~』は、韓国の有名なヒップホップグループの代表格「DJ DOC」のヒット曲や名曲などで彩られたジュークボックス・ミュージカル。日本でDJ OZMAが、「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」としてカバーした、有名な「RUN TO YOU」が使用されるなど、日本でもなじみのある曲も使用される。
韓国では2011年8月に『STREET LIFE』という演目で初演され、注目のオリジナルミュージカルとして評論家や観客から大好評を得たが、日本・大阪公演を迎えて『RUN TO YOU~俺たちのストリートライフ~』と名前を変更。若者たちの夢に向けた不屈の意志とエネルギーみなぎる情熱的な同ミュージカルは、10月6日から11月4日まで大阪松竹座で上演される。