映画『ピエタ』(キム・ギドク監督)が世界約20カ国に先行販売された。

 6日、同映画の海外配給を担当しているファインカットは「映画『ピエタ』がロシア、ノルウェー、トルコ、香港、ギリシャなど約20カ国に先行販売される快挙を果たした。ベネチア国際映画祭の公式上映後、世界のメディアから好評を博したことによる結果とみられる」と伝えた。

 同映画は14日のイタリア公開を皮切りに、世界で上映される。ドイツでも10月初め、第20回ハンブルク映画祭の上映後、正式に劇場で公開される予定だ。

 第69回ベネチア国際映画祭の公式コンペティション部門に進出した同映画は、4日の公式上映後、映画祭関連メディアの評点で、平均4.5の高い評点を獲得し、授賞に向けて期待が高まっている。

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