「ほとんどのカフェは2-4人用のテーブルしか置いていないけれど、ここは10人以上一緒に座れるテーブルがあるのでうれしい」(チャ・ミヨン)=アナウンサー=

 遠くから見ても一目で分かる独特のイラストと、内部が見えるオープンな構造が、道行く人々の視線をくぎ付けにするカフェ「アティゼ」。数あるフランチャイズカフェのうちこの店が特別に見えるのは、インテリアの小物一つにも真心がこもっているからだろう。特に、壁面いっぱいのイラストには特徴あるキャラクターが描かれており、店内のどこにいても、ここが「アティゼ」だということを感じさせてくれる。店内には大きなテーブルが置かれており、友人や恋人、家族などさまざまな人々が1カ所に集まれるが、初対面の人同士でも、同じテーブルでおしゃべりしているうちに友人になるケースも多いという。欧州のオープンカフェを連想させる開放的な構造に加え、皿、テーブルウエア、ナプキンなどあらゆる小物に独自のキャラクターが描かれ、それがモダンで愛くるしい雰囲気を演出している。デザートメニューにもインテリア同様、真心がきっしり詰まっている。季節のフルーツと韓国産の材料を用いたデザートの中でも、爽やかな「ネージュソルベ(雪のシャーベットの意)」や、ヨーグルトたっぷりの「マンゴー・ヨーグルト・フラペッタ」が人気だ。特に、細かく砕いた氷にマンゴーの香りがいっぱいに漂うフラペッタを1杯口にすれば、猛暑で疲れ切った夏が、いつのまにか爽やかに感じられてくる。

メニュー:ネージュソルベ(パッピンス=韓国風の小倉かき氷)1万3000ウォン(約910円)、マンゴー・ヨーグルト・フラペッタ 6400ウォン(約450円)
営業時間:平日 午前7時30分―午後10時30分
     土日 午前9時―午後10時
住所:ソウル市江南区三成洞52-17 1F

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