ユニークな男チャ・テヒョン(36)が、得意分野のコメディー映画で帰ってきた。その作品とは、『風と共に去りぬ』(キム・ジュホ監督)。

 チャ・テヒョンをはじめ、コ・チャンソク、ソン・ドンイル、シン・ジョングンらコミカルな演技の達人が勢ぞろいした。そこに、オ・ジホ、ミン・ヒョリン、キム・ヒャンギら、各世代を代表する俳優たちが合流。彼らは朝鮮王朝時代、金より貴重だった氷を盗む。

 同映画は制作費80億ウォン(約5億5600万円)規模の準大作。ところが監督は新人、制作会社も聞き慣れない。「兄が手掛ける映画なので出演しました」。チャ・テヒョンは正直だった。この映画の制作会社AD406のチャ・ジヒョン代表は、チャ・テヒョンの実兄だ。チャ・テヒョンは「キャラクターが単調でした。監督、制作会社、脚本家、皆が“お前だけを信じる”と言っていたけれど、僕はそれを知らなかったんです」と話し、周囲を笑わせた。

 「兄が一般の職場を辞めて、突然映画を制作すると言い出したため、はがゆい思いをしました。父親のように立派な音響技術者だったんです。5年苦労してできた作品が『未確認動画:絶対クリック禁止』、そして『風と共に去りぬ』です。とてもよくやっていると思います。初めての映画が失敗しなかったし、2作目も完成度の高いものになりましたから」

 『風と共に去りぬ』の中心にはチャ・テヒョンがいる。チャ・テヒョンが演じたイ・ドクムは、西氷庫にある氷を盗む泥棒たちのボス。作戦を立て、各分野の専門家を集め、陣頭指揮する人物だ。

 「夏の映画バトルに参戦するのは初めて。大作映画と堂々と競える映画を撮影したということで胸がいっぱいです。もちろん心配もありますが、張り合えると思いますよ。“期待せずに見たけど、よかった”という声を聞くのが目標です」

 興行目標は『過速スキャンダル』だ。『猟奇的な彼女』以来、俳優チャ・テヒョンの華麗なる復活をアピールした作品だ。「現在公開中の映画『泥棒たち』に勝てるとは思っていません。『泥棒たち』を見た方々が、『風と共に去りぬ』も楽しく見てくださったらうれしいです。目標は830万人動員。僕の最高記録に挑戦します」

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