人気を博したドラマ『ドリームハイ』の続編として作られた『ドリームハイ2』。今回もアイドルと新人を多数起用してスターを夢見る若者の成長や恋愛模様を描いたが、主演を務めたジヌン(2AM)とJB(JJ Project)にインタビューした。
今回の作品は、すでにスターとなっている人たちが学生としてキリン芸能高校に入学し、スターを目指す学生とのバトルを繰り広げるという構図。問題児の学生のほか、スターもそれぞれに問題や悩みを抱えており、それぞれの成長や芽生える友情などを描いていくドラマだ。そして、音楽やダンスは前回よりもパワーアップしている。
― お二人の関係について教えてください。もともと面識はあったんですか。
ジヌン「JBには事務所で初めて会ったんですが、どこか冷たく見えました。しばらく話しているうちに、それが魅力なんだと気づいたんですが、それからどんどん仲が良くなって、今でも度々会ったり、連絡をしたりしています」
JB「初めて事務所で会った時は、緊張してあいさつもなかなかできませんでした。ジヌンさんのほうから、笑顔であいさつしてくれて、話しかけたりしてくれたのでうれしかったです。音楽についていろいろ教えてくれるので影響を受けたと思ってます」
― JBさんは、日本デビューはまだしていないので、日本の皆様へ自己PRをお願いします。
JB「僕は『JJ Project』というグループのメンバーで、『Bounce』という曲でデビューしました。『Bounce』はいつ聞いても楽しめる曲で、難しいダンスなくてフリーな感じです。本名は、イム・ジェボムで、18歳です。特技は、歌と踊りで、趣味は旅行やサイクリングです。ラーメンが好きなので、日本で是非食べてみたいです。あと、日本のファッションも好きなので、渋谷や原宿のファッションストリートに行ってみたいです」
―『ドリームハイ2』の撮影にあたって心配なことがありましたか。
ジヌン「『ドリームハイ』がヒットしていたので、少し心配でしたが、『ドリームハイ2』には続編ならではの魅力があると思います。音楽とパフォーマンスもありましたし、ストーリーもいいと思います。また、役の個性がはっきりしていて、内容には自信がありました。いい人たちに出会えて、演技ができたのもうれしかったです」
― それぞれが演じた役の魅力を教えてください。
ジヌン「僕が演じたユジンの魅力は、傷つきやすく寂しがり屋のところもありますが、そんな欠点も隠さずに、まっすぐに生きるところです。問題児なのですが、逆境でもあきらめず、自分の夢のために努力して成長するところが魅力的だと思います」
JB「クールな性格で、一見、冷めて見えるんですが、時間が経つにつれて人間味が出てくる役です。クールなところが気に入りましたし、それがJBの魅力でもあると思います」
― ユジンは、ロックスターを目指す問題児という役でしたが、どのように役作りをしましたか。
ジヌン「ユジンは、デビュー前の僕に似ているような気がしました。音楽のこともよく分からなかったし、考え方も成熟していなかったし。演じる時は、デビュー前の感情や、言葉遣いなどを考えながら演技しました」

― JBさんは歌手デビュー前だったのですが、大きな役を演じるということで、どのような準備をしましたか。
JB「僕は、演技の経験も全然なかったし、主演の1人だったので、かなり悩みました。それで、役について分析したり、先輩たちからアドバイスしてもらい練習をしました」
― ドラマの中で、パフォーマンスがたくさんありますが、ここを見てほしいと思う見どころはどこですか。
ジヌン「JBと一緒に踊りながら歌うシーンがあって、たくさんの方に良かったと言っていただいたのでとても印象に残ってます。ギターを弾く場面や、ストリートライブのシーンでも、自分に似てると思いました。ドラマの中で、ジヌンとユジンが重なる部分が多いかもしれません。僕自身をお見せしているところなのでそこを楽しんでいただきたいですね」
 
JB「シン・へソン役のカン・ソラさんと一緒に歌を歌うシーンがあるのですが、うまく出来たので印象に残ってます」

― 自分の役以外に、やってみたいと思う役はありましたか。
ジヌン「僕は、ユジンの役が好きだったので、他の役をやりたいとは思いませんでした。今後、挑戦してみたい役はたくさんありますが、『ドリームハイ2』の中では、ユジンが一番ですね」
JB「パク・ソジュンさんが演じた「シウ」役を演じてみたいです。シウは、問題児のような行動もしますが、いい性格で、僕が演技したJBとは全く逆なので、JBでなければ演じてみたいです」
― 『ドリームハイ2』は歌手になりたい夢をかなえるドラマですが、実際にはどんな歌手になりたいですか。
ジヌン「僕は、ユジンと同じく、ロックスターになりたいですね。年を取っても僕の名前や曲が後輩たちから尊敬されるような歌手になりたいです」
JB「心を込めて歌を歌う歌手になりたいです。歌手になりたい人が僕の音楽を聞いて、夢に向かってがんばってくれたらいいと思います」
― ジヌンさんはソロでロックのアルバムをリリースしたことがありますが、それがユジン役の演技に役に立ちましたか。
ジヌン「僕は2AMとしてデビューする前から歌を歌っていたので、僕が実際に経験したことと、ユジンがドラマで経験することが似ていたので、その時の感情を生かして演技をしました。今回のドラマでは、僕もユジンも共に成長したと思います。音楽もそうですし、考え方や言葉遣いなども学ぶところが多かったです」
― プロデューサーのJ.Y. Parkさんを含め同じ事務所の歌手たちと共演したのですが、面白いエピソードがありましたか。アドバイスを受けることもありましたか。
ジヌン「僕がバナナの皮を投げるシーンがあったのですが、リハーサルではうまく出来たのに、本番ではバナナの皮が相手にあたらず、NGばかりで大変でした。申し訳なかったのですが、楽しかったです。監督から、表情やせりふ回しについてアドバイスを受けました。共演したみんなとは年が近かったこともあって悩みを打ち明けたり、たくさん話す機会がありました」

JB「僕は監督や先輩がたが、普段の通りでいいと言ってくださったので、自然に演技をしました」
―ドラマの中では、二人はライバルでしたが、自分が勝っているところや自分が負けてるというところはありますか。
ジヌン「僕たちは、普段は仲がいいですし、ライバルだとは思ったことがありません。やっている音楽のジャンルも違いますし、ライバルというのは、ドラマ上の演技だったので、できたと思っています」
― JBさんは、ジヌンさんから何かアドバイスをもらったことがありますか。
JB「デビュー前には、プロのマインドがなかったと思います。ジヌンさんの場合も同じだったと、経験談を話してくれたり、僕の悩みを聞いてくれたりして、実際のデビューの時や、ドラマの演技に役立ちました」
― ご自身、高校の時にはどんな学生でしたか。どんな音楽が好きでしたか。
ジヌン「僕には兄がいるんですが、兄がロック好きだったんです。それで、僕も影響を受けて、高校の時からMUSE、COLDPLAY、KORN、RADIOHEADなどをたくさん聞きました。それで独学でギターや歌の練習をしたり、楽器を集めたりしました」
JB「僕は、R&BやSOULが好きで、中3ぐらいからダンスを始めたのでHIP HOPを聞くようになりました。HIP HOPは奥が深いので、本当に大好きで今でもずっと聞いています」
― これから、どんな歌手になりたいですか。どんな音楽をやりたいですか。
ジヌン「僕自身としてロックな部分はもちろん、2AMとしても皆さんにもっと聞いてもらえるように努力したいです」
― ジヌンさんのソロアルバムでおすすめの曲を教えてください。
ジヌン「1stアルバム、2ndアルバム共にすべての曲を僕が作詞、作曲しました。アルバムごとに1枚目はブリティッシュロック、2枚目はブルースとコンセプトが違っていてそれぞれの魅力があると思います」
―最後に、『ドリームハイ2』の魅力をズバリ、教えてください。
ジヌン「思いもよらないストーリーや、愛や友情が魅力だと思います。一般の学生や実際のアイドルの経験からできたエピソードが面白みだと思います。歌手が主人公なので、歌やパフォーマンスが見どころで、ドラマの挿入歌にも注目していただきたいですね」
JB「ドラマが進むにつれて、キャラクターごとに変化があるのが面白いと思います。音楽を楽しんで見てください!」
 ジヌン、JBほかカン・ソラ、ジヨン(T-ARA)、ヒョリン(SISTAR)、パク・ソジュン、J.Y. Park、カヒ(AFTERSCHOOL)らが出演する『ドリームハイ2』は現在TBS韓流セレクトで放送中。「ドリームハイ2 DVD BOX I」 は9月5日、「ドリームハイ2 DVD BOX Ⅱ」 は10月3日 リリース。DVD好評レンタル中。大ヒット前作「ドリームハイ」スタンダードDVD BOXⅠ&Ⅱ(各¥8,400)発売中。ドコモの定額制動画サービスdマーケットVIDEOストアでも一挙配信中。

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