所属歌手やレッスン生、タレント志望者などに対し常習的なセクハラ（性的嫌がらせ）・性的暴行・特殊強姦（ごうかん）などをした疑いで逮捕された芸能事務所「オープンワールド・エンターテインメント」代表の男性（51）に対し、ソウル中央地方裁判所は10日午後2時、懲役6年（求刑9年）を言い渡した。また、性犯罪者として5年間個人情報を開示すること、性暴力治療プログラムを40時間受講することを命じた。

　被告は裁判で被害者4人のうち3人と和解し、告訴取消書、合意書、保護者の同意書などを裁判所に提出し、善処を求めたが裁判所はこれを棄却。和解に応じなかった被害者に脅迫電話を試み、裁判所に厳重注意を受けていた被告は、先月12日に嘆願書、先月16日に反省文を裁判所に提出し、善処を求めていた。