「いじめ説」が大きな波紋を呼んでいるガールズグループT-ARAが、11日に開催する予定だった初の単独コンサートの延期を決めた。

　T-ARAが所属するコア・コンテンツ・メディア側が1日午後、報道資料で発表したところによると、先月31日にT-ARAのメンバーがキム・グァンス代表と話し合い「（いじめ説をめぐり）世間を騒がせている中、ファンの皆さんの前で明るい姿を見せることはできない。ファンの方たちも、わたしたちのコンサートを心から楽しめないのではないか」と主張、メンバー自らコンサートを延期するよう求めてきたという。

　所属事務所側はT-ARAの立場を理解し、内部での話し合いを経て、今年末以降にコンサートを延期することを決定した。

　同事務所は最近、メンバーのファヨンとの契約を解除。ファヨンはT-ARAを脱退することになった。これをめぐり、ファンの間で大きな波紋を呼び、この騒動がコンサート延期にも影響を与えたとみられる。